【母性】性周期とホルモンについて正しいのはどれか。
1.卵胞期の体温は上昇する。
2.卵胞刺激ホルモン(FSH)は視床下部から分泌される。
3.妊娠が成立しない場合の黄体の寿命は20日間である。
4.成熟卵胞に黄体化ホルモン(LH)が作用して排卵が起きる。
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)卵胞期は低温相、黄体期は高温相を呈する。
2.(×)卵胞刺激ホルモン(FSH)は下垂体前葉から分泌され、卵巣での卵胞の発育を促進する。
3.(×)排卵後卵胞内に黄体が形成され、黄体ホルモンを分泌する。卵子が受精せず、妊娠が成立しなかった場合は、黄体は排卵後14日程度で退縮して白体となり消失する。
4.(○)黄体化ホルモン(LH)は卵胞刺激ホルモン(FSH)と協力して卵胞発育を促す。また黄体化ホルモンは成熟卵胞に作用して排卵を誘発する。