• 公開日: 2015/10/24
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【小児】在胎40週、3,100gで出生した新生児。検査の結果、ファロー四徴症と診断された。全身状態が良好であったため、…

【小児】在胎40週、3,100gで出生した新生児。胎児超音波検査で先天性心疾患を疑われていたが、検査の結果、ファロー四徴症と診断された。全身状態が良好であったため、外来通院で経過を観察することとなり1か月で退院した。2歳になり児は根治手術を受けることとなった。

手術前に注意すべき症状はどれか。

1.乏尿

2.起坐呼吸

3.頻拍発作

4.無酸素発作

―――以下解答―――









(解答)4

<解説>

ファロー四徴症では、生後2~3か月頃から「無酸素発作」と呼ばれる、多呼吸、呼吸困難、チアノーゼの増強を主症状とする発作が出現しやすい。重症の場合は意識障害・けいれん発作を経て死亡する場合もある。

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