【老年】高齢者の権利擁護で正しいのはどれか。
成年後見制度の任意後見人は裁判所が決定する。
認知症の診断とともに成年後見制度が適用される。
高齢者虐待を発見した者は市町村に通報する義務がある。
虐待されている高齢者を老人短期入所施設等に入所させる法律はない。
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)成年後見人は、本人があらかじめ依頼し契約しておいた「任意後見人」と、本人の代理として家庭裁判所で選定された「法定後見人」とがある。
2.(×)成年後見制度は認知症の診断とともに効力が発生するわけではない。
3.(○)2006年に制定された高齢者虐待防止法に、高齢者虐待発見時の市町村への通報義務が規定されている。
4.(×)高齢者虐待防止法で、虐待されている高齢者の保護について規定している。