【成人】右大腿動脈からの肝動脈塞栓術施行後の対応で適切なのはどれか。
1.右足背動脈を触知し拍動を確認する。
2.施行後24時間は絶対安静とする。
3.施行当日の発熱には抗菌薬が投与される。
4.鎮痛薬は肝臓への負担があるため使用できない。
―――以下解答―――
(解答)1
<解説>
1.(○)右大腿動脈の圧迫が循環障害を起こしていないか確認するために、右足背動脈を触知し拍動を確認する。
2.(×)施行後は止血が確認されるまで穿刺した右大腿の安静が必要だが、24時間の絶対安静は不要である。
3.(×)感染を予防するために抗菌薬は当日だけでなく数日投与する。
4.(×)鎮痛薬の使用は、肝機能に応じて判断される。