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難病への医者の無力さと限界「レナードの朝」

2014/10/11

「レナードの朝」


レナードの朝(1990年公開)

監督/主演俳優

監督:ペニー・マーシャル
出演者:ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ

あらすじ

英語版で見たので、病名などの細かな設定がが不明なのですが。

原因不明の脳炎の患者さま達が入院している病院が舞台。患者さまたちは、医療従事者の治療や看護に、無反応で、ただケアされるばかり、医療従事者たちもケアするだけの日々。

ある日、一人の医者が、新薬を患者さんたちに試します。劇的な効果をみせた新薬のおかげで、患者さんたちは、無反応だった日々にも、ちゃんと感じていて、自分の状態がわかっていたことなどが医療従事者たちにも分かります。双方が、理解を深め、様々な話をしたりしていくなか、やがて新薬の効果が切れてしまい、患者様たちは、ひとり、またひとりと、元の状態に戻っていってしまうのです。自分の運命をしりつつ、無反応な状態に戻っていく患者の苦悩、医療従事者の苦悩は、とても切ないものです。

最後の一人が、元の状態に戻ってしまって、医療従事者たちは、みな、無反応になってしまった患者さまのお世話をするのですが、彼らは、患者さまたちが、反応を示せなくても、わかっていること、感じていることを実感しているのです。

おすすめポイント

内容はとても切ないけど、それだけに、考えさせられる内容だと思います。

医療従事者は、患者さまと、一時交わした信頼関係のなか、再び、無反応になってしまった患者さまたちに対して、前よりもより深い愛情を持ってケアに携われる。そんな話だったと解釈しました。

医療の限界がある、そのなかでも、ひとは精一杯生きているのだという実感もあります。

実話を元にしているらしいこともありますが、何よりも、医療従事者として学ぶこと感じることが多い作品だと感じます。 意識がない患者様とのかかわりは、看護師をしていれば、決して少なくはありません。その患者さんにたいして、自分が何が出来るのか、患者様が言えないだけで、何が必要なのか、声掛けの大切さなども含めて、いつでも、内省できる作品だと思います。

●執筆● あきらさん

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