• 公開日: 2015/12/18
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【在宅】80歳の女性。自宅で療養中。ADLはほぼ自立しているが,動作に時間がかかり,時々尿を漏らしてしまう。「トイレに行きたいが,廊下を汚してしまう」と言う。指導で最も適切なのはどれか。

【在宅】80歳の女性。自宅で療養中。ADLはほぼ自立しているが,動作に時間がかかり,時々尿を漏らしてしまう。「トイレに行きたいが,廊下を汚してしまう」と言う。指導で最も適切なのはどれか。

1.トイレの改造を勧める

2.飲水を控えるよう勧める。

3.膀胱留置カテーテルを勧める

4.尿とりパッドの使用を勧める。

―――以下解答―――










(解答)4 

<解説>

1.(×)ADLはほぼ自立しているのでトイレ改造の必要はない。

2.(×)高齢者は脱水を引き超しやすいので飲水を控えてはならない。

3.(×)膀胱留置カテーテルやおむつの使用は、治療機会の喪失、QOLの低下、寝たきり状態の誘発につながるため慎重に適用する。

4.(○)有効な指導である。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング