【在宅】80歳の女性。自宅で療養中。ADLはほぼ自立しているが,動作に時間がかかり,時々尿を漏らしてしまう。「トイレに行きたいが,廊下を汚してしまう」と言う。指導で最も適切なのはどれか。
1.トイレの改造を勧める
2.飲水を控えるよう勧める。
3.膀胱留置カテーテルを勧める
4.尿とりパッドの使用を勧める。
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)ADLはほぼ自立しているのでトイレ改造の必要はない。
2.(×)高齢者は脱水を引き超しやすいので飲水を控えてはならない。
3.(×)膀胱留置カテーテルやおむつの使用は、治療機会の喪失、QOLの低下、寝たきり状態の誘発につながるため慎重に適用する。
4.(○)有効な指導である。