【基礎】胸水貯留時の胸腔ドレナージ法で正しいのはどれか。
1.ドレナージ中は輸液を行わない
2.胸腔ドレーンは水封にして管理する
3.呼吸困難が消失するまでドレナージをする
4.歩行時には胸腔ドレーンのクランプは行わない
―――以下解答―――
(解答)2
<解説>
1.(×)輸液を行ってもよい。
2.(○)胸腔から排出された空気が再び胸腔に逆流しないように、胸腔ドレーンを水封で管理する。
3.(×) ドレナージ中止の目安は、患者の主観的な情報だけでなく、肺の膨張の程度や、動脈血酸素飽和度など客観的情報も踏まえて判断される。
4.(×) 歩行時には胸腔ドレーンのクランプを行う。