• 公開日: 2014/3/23
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【在宅】認知症が進行中の76歳の男性。預金通帳の管理は唯一の肉親である甥が行っているが、勝手に預金を使っている様子である。ケアカンファレンスへの提案として適切なのはどれか。2つ選べ。

【在宅】認知症が進行中の76歳の男性。預金通帳の管理は唯一の肉親である甥が行っているが、勝手に預金を使っている様子である。ケアカンファレンスへの提案として適切なのはどれか。2つ選べ。

1.成年後見制度の利用

2.ホームヘルパーによる通帳管理

3.訪問看護ステ一ションでの通帳管理

4.訪問看護師による甥の預金使用状況の監視

5.社会福祉協議会の金銭管理サービスの利用















―――以下解答―――

(解答)1、5 

<解説>

1.(○)認知症などで判断能力が不十分な人の財産管理や身上監護を行う成年後見制度の利用は適切である。

2.(×)ホームヘルパーには通帳管理の権利はない。

3.(×)訪問看護ステーションにおいても権利はない。

4.(×)監視する権利はない。

5.(○)社会福祉協議会の社会福祉士に相談したり、成年後見人として社会福祉協議会などを選任される場合もある。

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