「よろず屋東海道本舗 」冴凪 亮
あらすじ
主人公はインターネットで「よろず屋」という、何でも屋を経営している志摩義経。小さな身体でも行動力がある彼は、元依頼人の駿河香(現役モデル)とコンビを組み、依頼・事件を解決していく。お互いに、過去にトラウマとなる出来事があり、共に支えあいながら成長していく物語です。
おすすめポイント
「逃げるのはズルいことじゃないぞ」
依頼人として香と出会って、お互いの弱みを知ったあと、志摩さんが香にいった台詞。
私がこのマンガに出会ったときは、中学生で自分を探している時期でした。失敗ばかりで、落ち込んではマンガばかり見て、逃げている自分にもガッカリしていました。しかし、志摩さんのコトバで,私はハッとさせられました。
このコトバには続きがあって、「ズルいのは逃げ続けて、いつまでも前をむかないこと」
と言っているんです。
確かに、自分一人で背負えるものなんて、たかが知れてるんですよね。だから、たまには逃げるのもありなんだ。
ただし、いつかは必ず立ち向かえるように、今ちからをつけるべきなんだ。
そう思わされました。
志摩さんも香も、もう私より若いのですが(笑)
この2人から学んだものは、私の人生にいかされています。
今、辛い人にぜひとも読んで欲しいマンガです。