アンケート
  • 公開日: 2014/9/12
  • 更新日: 2018/12/13

よろず屋2人が両親の死の真相に近づいてく「よろず屋東海道本舗」

「よろず屋東海道本舗 」冴凪 亮


よろず屋東海道本舗 (花とゆめCOMICS)

あらすじ

主人公はインターネットで「よろず屋」という、何でも屋を経営している志摩義経。小さな身体でも行動力がある彼は、元依頼人の駿河香(現役モデル)とコンビを組み、依頼・事件を解決していく。お互いに、過去にトラウマとなる出来事があり、共に支えあいながら成長していく物語です。

おすすめポイント

「逃げるのはズルいことじゃないぞ」
依頼人として香と出会って、お互いの弱みを知ったあと、志摩さんが香にいった台詞。

私がこのマンガに出会ったときは、中学生で自分を探している時期でした。失敗ばかりで、落ち込んではマンガばかり見て、逃げている自分にもガッカリしていました。しかし、志摩さんのコトバで,私はハッとさせられました。 このコトバには続きがあって、「ズルいのは逃げ続けて、いつまでも前をむかないこと」 と言っているんです。

確かに、自分一人で背負えるものなんて、たかが知れてるんですよね。だから、たまには逃げるのもありなんだ。 ただし、いつかは必ず立ち向かえるように、今ちからをつけるべきなんだ。
そう思わされました。

志摩さんも香も、もう私より若いのですが(笑)
この2人から学んだものは、私の人生にいかされています。
今、辛い人にぜひとも読んで欲しいマンガです。

●執筆● しろくろさん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
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