• 公開日: 2014/1/16

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。

【疾病】疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。

  1. 1.悪性貧血ービタミンB6低値

  2. 2.ホジキン病ーラングハンス巨細胞

  3. 3.慢性骨髄性白血病ーフィラデルフィア染色体

  4. 4.播種性血管内凝固症候群(DIC)ープロトロンビン時間短縮

―――以下解答―――









(解答)3 

<解説>

1.(×)悪性貧血は巨赤芽球性貧血に分類されるが、その原因は胃粘膜からの内因子欠乏によるビタミンB12の不足による。

2.(×)ホジキン病では、リード・シュテルンベルグ細胞がみられる。

3.(○)慢性骨髄性白血病ではフィラデルフィア染色体とよばれる染色体の一部に転座があり、異常蛋白質を産生するようになる。

4.(×)播種性血管内凝固症候群は、敗血症、がん、急性白血病、胎盤早期剥離などで生じる。血管内で凝固が亢進し、血小板や凝固因子が消費されるので、プロトロンビン時間は延長する。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング