• 公開日: 2014/3/30
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】血清総コレステロール値が低下するのはどれか。

【疾病】血清総コレステロール値が低下するのはどれか。

1.閉経

2.クッシング病

3.甲状腺機能亢進症

4.ネフローゼ症候群















―――以下解答―――

(解答)3 

<解説>

1.(×)閉経すると、女性ホルモンの原料であったコレステロールが余るため血清総コレステロール値が上昇する。

2.(×)クッシング病では下垂体からの副腎皮質刺激ホルモンが過剰分泌され、糖質コルチコイドが過剰になり、中心性肥満、高血圧、低カリウム血症などをきたす。血清総コレステロール値は軽度から高度に上昇する。

3.(○)甲状腺機能亢進症では、脂質代謝が亢進するため血清総コレステロール値は低下する。

4.(×)ネフローゼ症候群では、低蛋白血症と高コレステロール血症が特徴的である。

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