• 公開日: 2014/1/25
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【人体】皮膚・粘膜と防御機能の組み合わせで正しいのはどれか。

【人体】皮膚・粘膜と防御機能の組み合わせで正しいのはどれか。

  1. 皮膚表面ーアルカリ性の皮脂

  2. 気道ー線毛上皮細胞

  3. 腸管内ーデーデルライン桿菌

  4. 尿路ーリゾチーム

―――以下解答―――









(解答)2 

<解説>

1.(×)皮膚表面では皮脂が常在菌によって分解されて弱酸性となり、細胞の増殖を抑え、皮膚を保護している。

2.(○)気管の線毛上皮細胞は、粘液、喀痰、異物を口方向へ輸送している。

3.(×)デーデルライン桿菌は健康な成人女性の膣内に常在し、膣上皮細胞のグリコーゲンを分解して酸を作り出している。そのため膣内のphは酸性に保たれ、他の病原菌の侵入を妨げている。

4.(×)リゾチームは鼻汁、涙、血清などに含まれ、抗菌・抗ウィルス作用、抗炎症作用などを発揮している。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング