【人体】皮膚・粘膜と防御機能の組み合わせで正しいのはどれか。
皮膚表面ーアルカリ性の皮脂
気道ー線毛上皮細胞
腸管内ーデーデルライン桿菌
尿路ーリゾチーム
―――以下解答―――
(解答)2
<解説>
1.(×)皮膚表面では皮脂が常在菌によって分解されて弱酸性となり、細胞の増殖を抑え、皮膚を保護している。
2.(○)気管の線毛上皮細胞は、粘液、喀痰、異物を口方向へ輸送している。
3.(×)デーデルライン桿菌は健康な成人女性の膣内に常在し、膣上皮細胞のグリコーゲンを分解して酸を作り出している。そのため膣内のphは酸性に保たれ、他の病原菌の侵入を妨げている。
4.(×)リゾチームは鼻汁、涙、血清などに含まれ、抗菌・抗ウィルス作用、抗炎症作用などを発揮している。