会話の援助を必要とする高齢者の看護について適切でないのはどれか?
1.聞き取りにくかったとしても、患者に配慮して聴こえたように振る舞う。
2.会話はゆっくりした速度で進める。
3.うなずくなどして、患者のコミュニケーションへの意欲を励ます。
4.周囲の騒音を減らし、静かでゆったりとした環境を整える必要がある。
―――以下解答―――
(解答) 1
<解説>
1.× 構音障害などにより聴き取りにくいところがある時は、患者に知らせる。それによって患者は会話の正確性を高めることがある。
2.○ 患者に対して忍耐をもち、ゆっくりとした会話を保つようにする。
3.○ うなずいたり、適当なフィードバックを与えたり、簡単な質問や指示をすることによって、患者のコミュニケーションへの意欲を励ます。
4.○ 聴力低下は会話の能力を著しく障害するので、周囲の騒音を減らし、静かでゆったりとした環境を整える必要がある