手術適応のない末期肺がん患者の看護で正しいのはどれか?
1.気分転換を図るために屋外の散歩を勧めた。
2.精神安定剤は本人に持たせ必要時に服用するように指示する。
3.家族に対して、積極的に声をかけ精神的苦痛がないか尋ねる。
4.呼吸困難を訴えている場合は、側臥位にして背を丸くする。
―――以下解答―――
(解答) 3
<解説>
1.× 歩行により呼吸器に負担がかかるので困難である。
2.× 精神安定剤は一般に患者の判断で頓服するものではない。医師の処方時に決められた時間通りに服用する必要がある。
3.○ 心身ともに疲れている家族への援助は大切である。
4.× 呼吸困難時は起坐位や上半身を前かがみにすると楽になる。