• 公開日: 2022/11/11

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

第112回看護師国家試験対策|1問1答マラソン【解答・解説アーカイブ】第62~91問

2022年9月1日からスタートした第112回看護師国家試験対策「1問1答マラソン」にご参加いただきありがとうございます!

このページでは、過去1週間に出題した問題と解答・解説を、まとめて掲載していきます!
【週1回ずつの毎週更新です】






■2022年11月1日~11月30日出題分


問題62:機能別看護方式の説明で正しいのはどれか。

1.勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つ。
2.内容別に分類した看護業務を複数の看護師が分担して実施する。
3.1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで継続して受け持つ。
4.患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ。


解答:2


1.(×)勤務帯ごとに各看護師が担当患者を決めて受け持つという看護方式はない。
2.(〇)機能別看護方式とは、日々の基本的な業務について担当を決めて看護を行う方法である。
3.(×)1人の看護師が1人の患者を継続的に受け持ち、責任をもつ看護方式はプライマリーナーシングである。
4.(×)患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ看護方式は固定チームナーシングである。
第111回(2022年)


問題63:患者と看護師の関係において、ラポールを意味するのはどれか。

1.侵されたくない個人の空間
2.人間対人間の関係の確立
3.意図的な身体への接触
4.自己開示


解答:2


ラポールとは、「2人の人の間にある相互信頼の関係」のことである。
1.(×)侵されたくない個人の空間は、パーソナルスペースである。
2.(○)ラポールとは、人間対人間の関係の確立である。
3.(×)意図的な身体への接触は、タッチングである。
4.(×)自分自身の情報をありのままに相手に伝えることである。
第106回(2017年)


問題64:Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。

Aさん(68歳、男性)は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため在宅療養中で、気管切開下で人工呼吸器を使用し、要介護5の認定を受けている。Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。
1.医療保険から給付される。
2.特別訪問看護指示書を受けて実施される。
3.複数の訪問看護事業所の利用はできない。
4.理学療法士による訪問は給付が認められない。


解答:1


1.(〇)筋萎縮性側索硬化症と人工呼吸器を使用している状態は「指定訪問看護に係る厚生労働大臣の定める疾病等」に含まれるため、訪問看護については医療保険が適用される。
2.(×)特別訪問看護指示書は、利用者が急性感染症等の急性増悪期、末期の悪性腫瘍等以外の終末期または退院直後で、週4日以上の頻回の訪問看護の必要がある場合に交付されるものである。
3.(×)Aさんは医療保険による訪問看護を受けているため、週4日以上、2か所の訪問看護ステーションから訪問を受けられる。週7日の訪問看護が計画されている場合は、3か所の訪問看護ステーションから訪問できる。
4.(×)理学療法士や作業療法士言語聴覚士による訪問看護も、医療保険の給付対象になる。
第109回(2020年)


問題65:心電図検査における肢誘導はどれか。2つ選べ。

1.Ⅰ
2.V1
3.V2
4.V3R
5.aVR


解答:1、5


四肢誘導は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、aVR、aVL、aVFである。
1.(○)
2.(×)
3.(×)
4.(×)
5.(○)
第108回(2019年)


問題66:日本の政府開発援助(ODA)の実施機関はどれか。

1.世界保健機構(WHO)
2.国際協力機構(JICA)
3.国連開発計画(UNDP)
4.赤十字国際委員会(ICRC)


解答:2


1.(×)世界保健機関〈WHO〉は1948年に設立され、国連システムの中にあって保健について指示を与え、調整する機関である。
2.(〇)国際協力機構〈JICA〉は日本の政府開発援助(ODA)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う。
3.(×)国連開発計画〈UNDP〉は、開発途上の国々がその開発目標を達成できるように支援する機関である。
4.(×)赤十字国際委員会〈ICRC〉は、国際人道法に基づき、戦争、内戦または国内騒乱の犠牲者に対し人道的支援を行う機関である。
第111回(2022年)


問題67:便秘を訴えている患者の打診のアセスメント項目で適切なのはどれか。

1.固い腫瘤
2.筋性防御
3.叩打痛
4.鼓腸


解答:4


1.(×)打診では腫瘤の固さは判断できない。
2.(×)打診では筋性防御の有無は判断できない。
3.(×)叩打痛は椎体圧迫骨折や尿路結石症などの場合に見られる症状だが、便秘の場合に出現する可能性は低い。
4.(○)鼓腸とはガスや便の貯留によって腹部が膨満している状態であり、打診すると鼓音がする。
第108回(2019年)


問題68:トリアージの結果、看護師の初期対応として優先されるのはどれか。

午前9時頃、震度5強の地震が発生した。二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。
発災から3時間後、地震後に発生した火災現場付近から救出されたA君(6歳)と母親のBさん(32歳)の2人が搬送されてきた。A君は避難時に転倒し、左肘関節付近の腫脹と疼痛を訴えていた。バイタルサインに異常はない。Bさんは避難する際にA君が煙に巻き込まれそうになるところをかばい、髪の一部と鼻毛の一部が焦げていた。右頬部に2cm×2cm、右上肢に5cm×10cmの紅斑と水疱を認める(burn)熱傷を負っていた。バイタルサインに異常はないが、(burn)熱傷部位の疼痛を訴えていた。
トリアージの結果、看護師の初期対応として優先されるのはどれか。
1.A君の既往歴の聴取
2.A君への鎮痛薬の準備
3.Bさんの気道確保の準備
4.Bさんの(burn)熱傷部位の冷却


解答:3


1.(×)Bさんは、顔面の熱傷や鼻毛の一部が焦げている状態から気道熱傷の可能性があり、気道閉塞による換気障害や窒息のおそれがある。気道確保の準備が優先される。
2.(×)
3.(〇)
4.(×)
第111回(2022年)


問題69:Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。

Aさん(79歳、男性)は、1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、Aさんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。
1.「外に出て気分転換しませんか」
2.「昼間は布団をたたみましょう」
3.「介護保険でベッドの貸与を受けましょう」
4.「必要なものを身近に置いているのですね」


解答:4


1.(×)初回の訪問であり、Aさんとの信頼関係の構築が優先される。Aさんのライフスタイルを受け入れることが大切である。
2.(×)
3.(×)
4.(〇)
第110回(2021年)


問題70:看護過程における情報収集で適切なのはどれか。

1.既往歴は情報に含めない。
2.看護計画立案後も情報収集を継続する。
3.看護問題を特定してから情報収集を開始する。
4.不安の内容は閉じた質問で情報収集する。


解答:2


1.(×)既往歴は重要な情報である。
2.(〇)看護計画立案後も情報収集を継続することが必要である。
3.(×)情報収集した内容を元に看護問題を特定する。
4.(×)不安の内容は開かれた質問(open question)で情報収集する。
第110回(2021年)


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