1. トップ
  2. ナーススクエア
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 新生児・小児看護
  5. リフレクソロジー・ツボ
  6. 第11回 ストレスに対するリフレクソロジー(その2)

【連載】癒しのリフレクソロジー

第11回 ストレスに対するリフレクソロジー(その2)

  • 公開日: 2017/10/6
  • 更新日: 2020/3/26

 

何となく体調が悪いのはストレス症状かもしれません。いつの間にか溜まってしまったストレスを軽減させる施術をいくつか紹介しましょう。今回は、睡眠やホルモンバランスの改善を目指します。


テクニック1 親指全体をほぐす

親指が硬くても、ぶよぶよでも、まずはこの施術から開始しましょう。首から上の循環を正常な状態に戻すために、親指全体をほぐし、弾力性のある親指にしていきます。

初めに、指腹側を指の付け根から上に向かって、ほおずきを柔らかくするように揉み上げます。さらに、指の真横にあたる側面部分もほぐします。指に対し、5本のラインを描くように行うのがコツです。

親指全体をほぐす

テクニック2 側面をほぐす

親指の外側の側部は、本能を司り、睡眠や食欲などに関与する視床下部の反射区です。この部位は角質化しやすく、特にストレスを感じている人には角質が、うつ状態で過食や過剰睡眠などの症状がある人では出っ張っていたり、硬くなっていたりします。

ここを横からギュッと押した後に、人差し指の関節を使って、内部の骨と肉を遊離させるような感覚で揉みほぐしていきます。

内側の側部は松果体の反射区です。ここも外側と同じように揉みほぐします。

側面をほぐす

テクニック3 下垂体の反射点を押す

親指の指紋の中心は下垂体の反射点で、ホルモンのバランスと大いに関連があります。ここを人差し指の関節やボールペンなどでグッと力を入れて押してみます。はっきりと痛みを感じるようであればホルモンバランスは正常と考えられますが、鈍い痛みしか感じない、あるいは痛みを感じない場合は、下垂体の機能が低下し、さまざまなホルモンバランスが崩れていると思われます。

その中には抗ストレスホルモンも含まれているので、ストレス耐性を高めるためにも、この部位をしっかりと揉みほぐし、ホルモンバランスを正常に戻す必要があります。

コツは毎日刺激を送ることです。「ホルモンバランスが改善される」とイメージしながら、1日10秒、軽い痛みを感じる程度に押してください。

下垂体の反射点を押す

*記事・図表・写真・イラスト等の無断転載を禁じます。

次回は、ストレスに対するリフレクソロジー(その3)を解説します。

(『ナース専科マガジン』2010年12月号より改変利用)

リフレクソロジー・ツボの新着

第2回 リフレクソロジーにも禁忌はあるの?

得意とする分野が限定しにくいほど適応する疾患・症状が多様なリフレクソロジーですが、実施に際して注意が必要とされる状態もいくつか存在します。 安全で安楽なケア提供のためにも、禁忌といわていれる症状を知っておきましょう。 実施時に注意しておきたい症状がある...

2018/9/7

第1回 リフレクソロジーと看護、どう結びつくの?

患者さんに直接触れてケアできるリフレクソロジーは、マッサージの気持ちよさばかりに目が向きがちです。でも、看護師が根拠をもって行うと、さまざまな身体的情報を得るだけでなく、コミュニケーションツールとしても有効に活用することができます。 まずは、医療者だからこそ押さえて...

2018/8/29

第4回 リフレクソロジーはどう施術するの?

今回は、実際の施術方法について触れることにしましょう。リフレクソロジーを実施するには、観察とアセスメントが重要です。患者さんの足裏からどのような情報が読み取れるのか、概要を解説します。 具体的な施術方法をみてみよう! 情報処理・アセスメントについて ...

2018/7/27

第3回 反射区・反射ゾーンって何?

リフレクソロジーは、全身の各部位が反射投影された足裏の「反射区」を刺激することで、対応臓器にみられる症状を改善する療法です。ここで、身体と足裏の関係性を解説することにしましょう 足裏を観察し身体と反射ゾーンの関係を知ろう! 施療技術に入る前に、まずは足...

2018/6/8

第6回 オープニングマッサージとアフターマッサージ

今回からいよいよ《実践編》として、リフレクソロジーのテクニックについて触れていくことにします。初めに、訴えのある症状に対して施療を始める前に、共通して行うマッサージ方法を紹介します。 挨拶の意味をもつマッサージでリラックス効果を高める! オープニングマ...

2018/5/11