マンガ
  • 公開日: 2025/7/18

看護師として”自分を守る”ということ②(最終話)|【マンガ】忘れられない患者さん

受け持ち患者さんがなくなり、果てしない悲しみに引きずり込まれそうになる私。「一線を引く」ことの大切さを今も感じています。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

亡くなった患者さんを目の前にして、もう何のケアもしてあげられないことを実感し涙する看護学生 ご家族からも祖父を思って泣いてくれて嬉しいと感謝を伝えてもらった 師長からは急変や看取りが多い病棟で自分たちにできることはいつも通りに過ごすことだとアドバイスをもらう 泣いても笑ってもいいが、落ち込んだ気持ちを作らずいつもどおりに仕事をすることが大切 きちんと一線を引いて家に帰りましょうと師長に言われ、あのとき先生が話していたことが分かった気がした それから11年一線を置くということでどれだけ自分が救われたことか。悲しみに引き込まれずに凛としていることは看護師にとって大切な役割だと感じる

このエピソードは、「YUIKAさん」からご応募いただいたものです。

作画
アイコン画像
くもやあきこ
@akikokumoya
イラストレーター兼漫画家。愉快な6歳と4歳の姉弟、愛猫との日々、大好きな特撮について、SNSとブログに綴ってます。見てくれた方の心に響く漫画を描きたいです!

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