患者指導、どうすればうまくいく?
患者さんの健康維持のために行う患者指導は看護師にとって大事な仕事ですが、限られた時間の中で患者さんの個性に合った指導方法を考えるのは難しいですよね。
そこで今回は、患者さんの指導方法を考える際のポイントとはどのようなものなのか、実際のエピソードと合わせてご紹介します!
患者指導の方法を考える時にすべきこと
患者さんの情報を集める
患者さんの普段の様子を詳しく聞きます。
あとそれを話しているときの様子から、性格や家族の協力体制まで情報収集します。その上で、できそうなことから提案する。
最終的にはこうなるといいですね、という大きな目標は最後に提示する。
クローズクエスチョンばかりだと患者の思っていることがわからないので、オープンクエスチョンで患者側から話す機会が増えるように工夫している。
聞く側に回ることで患者がどう思っているか分かる
特に病気への理解度を確認
どの程度病識があるのか確認します。
そのときの表情や反応をみて、自分の知識を患者さんに理解してもらいながら帰宅後可能なことを一緒に考えます
相手と協力者の理解度を確認する。
日常生活のパターン(平日と休日の違いも含めて)を知る。今までの生活を教えてもらいながら、なるべく一緒に変更方法を考える。
まず初めに、患者さんに関する情報を集め、患者さんへの理解を深めることが患者指導にとって大事である、という意見が挙がりました。
では、患者さんの理解を深めた後に、患者指導の方法について考える時に大事になるポイントとはどのようなものなのでしょうか?
次のページで見ていきましょう!