経験を積むにつれて変化していくものの一つに「看護観」があると思います。今回はベテランになり、看護師として様々な経験をしてきた卒後16~25年の方々の「看護観」をご紹介していきます!中には、ご自身が患者の立場も経験したからこその意見も。それでは、どうぞ!
看護師、患者、双方の立場を経験したからこそ・・・
元看護師、現患者の立場から。
私は病気が発覚する前、さまざまな患者さんと関わり、試行錯誤、自問自答、創意工夫を10年以上繰り返して来ましたが、患者さんと寄り添い合えたと思ったことは一度もありません。 「もっと、こうすれば良かったなぁ」の繰り返しでした。
逆に、今、患者の立場ですが、この看護師さん、私に寄り添ってくれてる、共感してくれてると思ったこともないんです。 『看護』とは、肯定も否定もせず、患者さんのすべてを受けとめることだと思います。 そして、患者さんや利用者さんの幸せを最大限に考え実践すること。 『看護』とは、対象となる方の最大限の幸せを追求することだと考えます。
看護師になって15年以上のみなさんは、本当に様々な経験を積んできているよう。ナースとしてのキャリアを長く歩んできたみなさんだからこその「看護観」をほかにもたくさん教えてもらいました!