まなび
  • 公開日: 2019/12/30
  • 更新日: 2020/1/10

災害時に活躍するDPAT・DMAT、そしてJMATとは?役割と違いについて学ぶ

JMAT
読み方:じぇーまっと

 

JMATとは

災害時に被災地外の都道府県医師会ごとに編成された医療チーム。被災地の医師会からの要請に基づいて派遣を行う。Japan Medical Association Teamの略。

活動は主に災害急性期以降を担い、避難所等における医療・健康管理活動を中心に展開。東日本大震災時には、JMATⅡとして、災害関連死などの未然防止、仮設診療所や被災地の医療機関への医師派遣等も継続。

DMATとの違い

組織したところは?
JMATは日本医師会。
DMATは厚生労働省または各都道府県。

活動期間は?
DMATは災害発生後すみやかに被災地へ派遣され、3日程度で撤退。 JMATは、避難所や救護所などをDMATの後を引き継ぐ形で比較的長い(1つのJMATの派遣期間は3日~1週間程度)。現地の医療体制が回復するまで活動する。

関連記事