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ビーフリード滴下している患者さんに針先が痛いと言われました。ビーフリードは成分が濃いためたまに皮膚が赤くなる患者さんがたまにいると言われましたが、疼痛が出現する例を経験された方いらっしゃいますか?
ビーフリード投与と血管痛
■ほとんどの看護師が血管痛を経験
ビーフリードに更新したとたん「ピリピリする」と言われることありますね。
特に高齢者は血管が細く脆い為、痛みを訴える方もいらっしゃいます。
中には、成分が合わずに刺入部から徐々に全身にかけて痛みが出た方もいました。
■ビーフリード投与による副作用
静脈炎がおきやすいです。
酸性やアルカリ性の強い薬剤を注入すると血管内膜損傷が起こることがある。
浸透圧が高いほど、血管内膜損傷が起こるリスクが高い。
漏れた部分の皮膚が徐々に剥離し大変なことになります。最悪の場合は、壊死することもあるようです。
高齢の方は、そこから点滴漏れになり、潰瘍形成することがあるので、たかが痛みだと思っていると、患者さんの皮膚がとんでもないことになってしまうので注意してください
■ビーフリード投与による血管痛への看護
温めたり、滴下速度を遅くしたりして対応しています
ビーフリードの滴下中は、こまめに刺入部確認してください!
浸透圧の高くない点滴とダブルで落とし希釈しながら注入するか、太い血管に細い針でラインを取り、ゆっくり注入するといいです。
細い針で留置し72時間以内に留置針交換。製薬会社から講義を受けました。
留置針をロックして5日毎の交換では痛みが出るため、長くて3日で刺入部を交換していました。
毎日の抜き差しにしましょうか?と提案した事もあります。
少しでも発赤が出たらすぐに抜針しアイシングしています。
点滴の速度をゆっくりにしてもダメなら、栄養、その他全身状態をアセスメントし、Drに変更依頼してもらってはどうですか??
最後にアズノール又はリバ湿布をしていました。
漏れた際はステロイド軟膏塗布と冷却で対応していました。
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イラスト・なしま