まなび
  • 公開日: 2019/4/9
  • 更新日: 2019/7/30

小学校で習った「pH」。酸性は高い?低い?pHについてもう一度復習しよう!

pH
読み方:ぺーはー、またはぴーえいち

 

pHとは

溶液中の水素イオン濃度 〔H+〕の量を表している単位。血液のpHを測る臨床検査には血液ガス分析がある。

値の読み方

pHの値は通常1~14。
pH7を中性とし、これより低い方を酸性、高い方を塩基性(またはアルカリ性)という。

異常値と正常値

正常値:動脈血でpH7.35~7.45くらいで中性に近い値(基準範囲はとても狭い)

  1. この範囲よりもpHが低くなる(酸性に近づく)病態→アシドーシス
  2. この範囲よりもpHが高くなる(塩基性に近づく)病態→アルカローシス

血液中でpHに大きな影響を及ぼすのは、肺の機能を反映する二酸化炭素(CO2)と、腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)。

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