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仲本りさのナース日記

国が違えば疾患や治療も異なる!「ものがない」場所での医療|仲本りさのナース日記【ミャンマー編③】

2019/1/11

こんにちは!仲本りさです。

ミャンマーでの海外医療ボランティア3日目。
そろそろここの生活に慣れてくる頃かと思っていましたが、実はそんなことはなく…

時差ボケや食べ物の違い、到着初日からの緊張もあったせいか、私はひどい頭痛と下痢に悩まされていました…(笑)

渡航前に「ボランティアの基本は自己完結」と学び、体調管理にはとても気をつけていたつもりでしたが、お腹を壊してしまい少々つらい3日目の始まりです…

 

今日私たちが行ったのは、まず医療物品倉庫の掃除でした。

医療機材や物品は、現地で調達したものと日本から寄付されたもの。

倉庫には、日本から寄付されたものの電源プラグが合わず、使用できない心電図モニターが埃をかぶっていました。

ミャンマーではゴミ処理の整備があまり整っておらず、医療機器の廃棄はおろか、可燃ゴミやペットボトルが川に捨てられている状況です。

そのため、日本から高性能の機材を持ってきても、現地で使用できなかったときに捨てる方法がないことも、問題のひとつのようでした。

毎日病院から出るゴミには、血液や体液がついた感染性のものや、鋭利な針やメスなどの危険物もあります。

ワッチェ慈善病院では、ゴミを集めたあと、“宿舎の裏に穴を掘って、そこで焼却する”という方法で、生活廃棄物・医療廃棄物による環境汚染を防ぐ努力をしているとのことでした。

 

午後からは患者さんの創処置を行いました。

ミャンマーの患者さんは、皮下に膿瘍ができてしまった人や陰嚢水腫、先天性の奇形、やけど(直炊きの文化なので、子供の高さに火がある状況が多く、やけどで皮膚がくっついてしまったけれど当時は病院に行けず、そのまま成長した子どもなど…)日本ではあまり馴染みのない疾患ばかり。

治療に関わる管理面でも、さまざまな違いがありました。

術後の傷の経過が良くない患者さんに、「シャワーはまだ入らないようにしてくださいね。」と説明する看護師のカマダさん。

創感染予防の第一はシャワーで洗浄と学んできたので、不思議に思っていると「ここのシャワーは川の水だからね。」とのこと。

水道水自体が浄水ではないのですね。
ゴミ処理のことといい、インフラは人々の健康に大きく影響し、いかに重要であるかわかりました。

 

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