エッセイ

ナースのちょっとイイ話

初めての急変で何もできず…そのとき、先輩がかけてくれた「言葉」

2018/5/26

テーマ:新人ナース時代の失敗エピソード

受け持ち患者急変するも何もできず

kyukyu

患者さんの様子がおかしい

入職して10ヶ月経ったときのお昼ごろの検温の時。
受け持ち患者さんの病室をたずねると、患者さんは息をしておらず、息の仕方がおかしいと思いました。
ナースステーションに戻ってから先輩看護師にそのときの状況を伝えました。

先輩の暖かい言葉

しかし、急変している患者さんの側を離れることがどういうことなのか、なぜナースコールで他看護師を呼ばなかったのかと、いろいろと責められ、怒られ、辛くなりました。
ある先輩看護師からは「最初はそんなもんだよ。一回目から急変対応できる方がすごいけど、そんな新人さんはほぼいないし、先輩看護師たちだって実際問題急変対応できなかったけど、次回からはできて、コツコツとできることが増えて、今に至ってる。
今は焦らなくていいよ。次はどうしたらいいか考えて行動、発信していかないといけないのは分かるよね?急性期病院だから急変も当たり前にあるから、それに対するシミュレーションもしておくと今後いいかもしれないね。
新人さんに関わらず、先輩看護師たちも急変はやっぱり誰だって嫌だと思うし、その患者に当たりたくないのはあると思う。だけど患者さんは病院に入院しているかぎり、看護師としての精一杯の看護をし続けなければいけないと私は思ってるから。
今日のような急変患者さんに恐怖心がわいたかもしれないけど、少しずつでいいから自分なりにできるところを見つけて、行動していこうね。」と温かいお言葉をもらいました。

新人時代の失敗は成功につながる!

私は涙が止まらず、その場で大泣きしました。
家に帰ってからはもう一度、急変患者の対応マニュアルや急変看護などの本を熟読し、頭にたたきこませした。
それ以降急変患者さんには当たっていませんが、今度あったときにはすばやく行動できるよう、常にシミュレーションしています!
新人時代の失敗は成功につながると信じて日々自己研鑽しています。

●執筆●安くなる さん

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