テーマ:同僚・上司・患者さんの、この一言に救われた
新人の頃に
診察の補助に、新人の私一人が就くことに
新人で、整形外科に配属されまだ間もない頃のことです。
ガーゼ交換時に先輩看護師と一緒に処置に回りました。
当然先輩看護師はなれた手つきでDrが言わなくても次々と措置の手順がわかるのか、介助ができていました。
しかしそんな先輩がいなくて、自分しか処置についていない時がありました。
パニックになった私に、優しく医師が…
先輩看護師のようにスムーズな処置をしなければ・患者様やDrに迷惑をかけないようにしなければ、と、急ぎ、焦って動いてしまい、ガーゼやセッシを不潔にしてしまいました。
焦りと失敗した思いでパニックになってしまった私に、そのDrが「こんなことは(処置の方法)、慣れれば誰にでもできる事。でもあなたの優しい思いやりの心は、仕事でつくものではない。だからそんなこと気にしないで、ゆっくりと出来る様になればいい」と優しく微笑みながら言ってくれました。
そんな風に新人の自分を見ていてくれたことにとても嬉しく思い、今でもその言葉を思いながら仕事に励んでいます。