テーマ:国試の勉強と実習の両立
実習で学ぶことは国試の勉強になる
実習の勉強=国試の勉強
分けて考えるのではなく、実習の勉強は国試の勉強と考えて下さい。
患者さんや担当者から学ぶことは、国試にも出ることが沢山です。
頭で覚えるより、実習で身体で覚えた方が忘れません。記憶に残りやすいと思います。
実習が結果的に国試につながる!
例えば、小児の実習で大泉門や小泉門を実際に触らせて貰ってなかったので位置や大きさの確認、どっちが陥没していたらどのような徴候になるのかなど、勉強の幅を広げる。
母性だと、子宮底を出産後から触らせて貰って、どのような経過をたどるのか、位置や固さを実際に触ってみて正常か異常かを知り、異常の場合はどうするのかを学ぶ。
精神科では、幻聴や妄想はどういったものかなど、実際に患者さんと話してみるとこういった幻聴や妄想があるのだと本人から聞く。また、入院形態など実際に患者さんによっての違いをみて、だから任意入院か、だから医療保護入院になるのかを調べる。
実習を通して、そこから、何故だろうと思ったことや解らないことがあったら調べたり聞いたりして広げていくことが、更なる知識に繋がり、結果として国試の勉強にもなると思います。
過去問だけでしていれば大丈夫ではない
今年の国試もそうだったように、過去問だけしてれば大丈夫ではなくなってきています。
実習も全て国試の勉強と捉えて、1つ1つを深めたり広げたりしながら、学ぶことが大事になってくるのではないでしょうか?