テーマ:家族として「介護」に関わった時
在宅看取り
在宅で義母を介護することに
義母を在宅で看取りました。
もともと病院は嫌い 確かに心臓(不整脈、心不全)腎臓(腎機能障害)などあり、入院しても改善するとは思えませんでした。
高齢で入院して認知進む人たくさん見ていたので、義母をそのようにしたくないとの思いから、最後は望むように自宅でと介護を始めました。
24時間の介護者は、家族
訪問診察・訪問看護を入れましたが、正直24時間の介護者は家族です。
職場の理解もあり、初めはほかの家族が介護できない時には勤務を調整していましたが、やはり同居している嫁である自分が仕事を休むことになりました。
家族順番で義母の部屋に泊まり、眠れない義母の相手をしたり、おむつ交換したり…。
看護師であるが故なのかわかりませんが、モニターもない、検査データもない中で今身体の中はどうなっているのだろうか?と考えながら看ていました。
在宅介護ができたのは…
なくなる日の朝、おむつを替えて、おはようって挨拶としてくれたのに、そのわずか1時間後、呼吸が速迫になったと思ったら、そのまま永遠のねむりにつきました。
大好きな孫に最後を看取られ、苦しむ様子もなく逝けたこと。
在宅看取りは身体的にも精神的にも大変でしたが、後悔はしていません。最後の嫁からの親孝行ができたと思っています。
ただ、いえることは、一人で抱え込まず、家族や訪問看護、訪問診察の人たちの協力があってこそ介護ができたということ。
今は毎日仏前で義母と会話をしています。