テーマ:「看護師を目指す」ことを意識した瞬間
33年前の手術
1歳の誕生日にもらった、1枚のはがき
私は33年前に先天性食道閉鎖で手術をしました。
1年後、1歳の誕生日に合わせて病院から、1枚の葉書が届きました。
当時まだ42円葉書なので、時代の流れを感じます。
26年ぶりの「再会」から
その葉書と病院での写真1枚を頼りに26歳の時に手術した病院へ行くと、当時看護してくれた看護師がいました。
そして、その病院(小児科・NICU)で行われた七夕会・クリスマス会に参加したことで、「この人たちと仕事したい。こういう人になりたい」と思いました。
これまでは限りなく遠い存在だった看護師という職業が、憧れや夢の中心となりました。
だからこの看護師との出会いが、私を看護の道に進むきっかけとなりました。
今は自分が看護「する」側に
自分の人生をかけたいと思える事が、こんなに身近にあったとは、思いませんでした、
看護学校に入るための受験勉強から始めることは苦痛でしたし、困難もあり、幾度も諦めかけました。
その時応援してくれたのが家族であり、当時看護してくれた看護師でした。
今は自分が子供たちを看護する側として、こども病院で小児領域に進んでいます。