エッセイ

ナースのちょっとイイ話

3月末に届いた「合格」の知らせ。迷う私に、母は…

2016/12/7

テーマ:ナースが体験した「人生の転機」

補欠合格

hoketsu

入学式直前の「補欠合格」

第一希望の県外の大学に前期入試も後期入試も不合格。
予備受験していた県内の大学へは合格していたので、私を含め家族も、そのつもりでいました。
しかし、3/28に第一希望の大学から電話があり、補欠合格したとの連絡でした。

心配の中、母の一言に…

その日は平日で、家には私一人。
もちろん即答できる問題でもないため、一旦返事を保留させてもらい、両親へ電話するも繋がらず。
近所に住んでいた祖父母に事情を話し、母の職場に連れて行ってもらいました。
この間、私は興奮状態で、母に会って、事の次第を話し終えた時にやっと、冷静になりつつありました。と、同時に混乱もし始めました。
嬉しい気持ちはあるけれど、私の中では吹っ切っていたので、今更という感じがあり、補欠というレベルで周りについていけるのかという心配がありました。
私が困っているのを悟ったように、母から『よかったね。行きなさい。あなたならできる。』と抱きしめてくれました。
周りの目など気にもならず、母の胸で涙してしまいました。

あの出来事があったから

金銭的に厳しい状況で、奨学金を借りていましたし、母は県内への進学で金銭面でも、心情的にも安心していたはずです。
母も急な話しできっと戸惑いがあったはずです。
でも、母の力強く、優しい言葉でどれだけ励まされたか、今でもこの時のことは強く残っています。
今では、その大学で出会った人と結婚し、私も一児の母となりました。
1時間程の出来事があるから、今の私があると思っています。

●執筆●くろちゃん さん

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