エッセイ

ナースのちょっとイイ話

10年のキャリアから教職の道へ。戻りたいと泣いた私を…

2016/9/12

テーマ:就職・転職直前の「ドキドキ」とその後

看護師から看護教員に

kyoin

転職前

看護師として1つの病院に10年間働きました。
仕事にも周りとの関係にも慣れて充実していました。
病棟も3つ経験していて、指導する立場、頼りにされる側でした。院内の委員会等も担当していました。
辞めたいという気持ちは全くありませんでしたが、人事異動で関連の看護学校への勤務を打診されました。
もともと学生指導は好きだったし、新しいことにチャレンジしてみたいと思い、看護師から看護教員への転職を決意しました。
この時は、新しい環境に不安はありましたが、楽しみな気持ちが強かったです。

転職後

まずは一年間の教員養成研修からスタートしました。すべて職場が負担してくれました。
10年ぶりに学生の立場になり、同じ目標を持つ仲間が全国から来ており、大変でしたが貴重な経験でした。
仕事から離れ自分の勉強に集中できる環境に有り難みを感じたのと同時に、先行投資をしてくれている職場に恩返しなければと、引き返せなくなっていました。
一年が経ち、看護学校に勤務しました。
研修を受けたとはいえ、はじめてのことばかりで戸惑うことだらけでした。
実習指導に古巣の病院に行くと、生き生きと働いているスタッを羨ましく見ていました。戻りたい戻りたいっていつも思っていました。
今までは指導する側にいたのに、指導される側になり、先輩に叱られることも多々ありました。
授業準備も自宅に持ち帰り夜も眠れない日もありました。何度も涙しました。
そんなとき、支えてくれたのは学生でした。
学生の成長が自分の糧になり、学生と一緒に成長していこうと思えました。
段々と看護教員の面白さに気付き、はまっていき、もうすぐ10年が経ちます。
転職が、自分を成長させてくれました。

●執筆●なん さん

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