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  • 公開日: 2019/3/16

現役ナースに聞いた!看護実習中に大変だったこと

看護学生にとって、絶対に乗り越えなければならない壁である病院での実習・・・。今回は、そんな「実習中大変だったこと」を現役のナースさんに聞いてみました!患者さんの一言や指導者の態度・・・みなさん心身ともに様々な場面でつらいと感じていたようです!しかし、それを乗り越えて実際に看護師になったみなさんからの貴重な声です!どうぞ!

zissyu

みんな何が大変だった?

「指導者さん」との関係

とにかく理詰めの男性教員が担当で、疾患・ケア方法ありとあらゆることに「妥当性」をたたき込まれました 記録の表現については誤字の指摘から始まり一行ごとに説明を求められる日々でした

指導者の看護師と、教員の意見が違うことです。 看護は様々な事柄に優先順位を必要としますが、優先順位の立て方が違うと指導され直して教員はOKでたのに、指導者の意見はまた違うなど。 板挟み状態にあって誰に相談したらいいのかわからない状態になっていた。

指導者さんが変わると方針が変わる…。 退院指導でパンフレットを作ることになり、情報とって考え抜いて下書きを作り、退院前日やっと下書きOKをもらい徹夜で清書、次の日持って行ったらその日の指導者さんにはNGを出され、結局指導は口頭で確認のみ。 涙をのみました。 下書きしたらペン持って行ってその日のうちに清書するに限ると学びました。

患者さんとの「コミュニケーション」

元々人見知りもあって、患者さんとのコミュニケーションが上手く行かず、悩んでました。 患者さんにはあなたに求めていることはそうじゃないといつも言われ、患者さんのために何かしたいという思いばかり先行して、空回りしていました。

一日中、受け持ち患者さんの部屋にずっといることがつらかったです。 患者さんもゆっくりすごしたいのに私がいることで疲れてしまい、それを私も分かるのでとてもつらかったです。

受け持ちの患者さんが亡くなってしまって実習2日目にして違う患者さんに変えられたこと。 二人分の情報収集はたいへんだったし、なにより亡くなってしまったことにショックを受けた。 その上で別の患者さんを受け持つなんて心の切り替えができなかった。

ターミナル期の患者を受け持つことになったのだが、清拭も洗髪も食事も会話も何もかも拒否をされた。 担当ナースは「そういう人だから仕方がない。尊厳死協会にも入っていて入院の時にも看取りだけとの話だった」とのことだったが、教員には毎日患者の元に行き何かケアをしろと叱られていた。 実習の2週間どうしていたか全然思い出せません(笑)

指導者さんや患者さんとの関係の中で精神面で大変さを感じた経験が多いようですね・・・。また本当に患者さんを前に処置しなければならない実習ならではの大変さや心だけでなく身体もきつかった、という声もたくさん届きました!みなさん、本当に大変なことがたくさんあったようです・・・

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