看護師だからこそ、考える「死生観」
自分の死に備えて活動する「終活」。看護師として、避けては通れない「看取り」。業務として常に「生と死」に触れている看護師さんの中で、『死生観』を持っている方はどのくらいいるのでしょうか?
生と死について考える
「あなたは死生観を持っていますか?」とアンケートを取ったところ、以下のような結果になりました。
集計期間:2015-04-18~04-24
有効票:1,476票
意見は真っ二つに分かれました。
では、死生観を持つナースの意見とは・・・?見てみましょう。
[死生観]持っています
私はこうして最期を迎えたいです
やっぱり、住み慣れた家の天井や床、気に入った家具、そして家族に看取られたいな。
長生きするなら老衰で枯れるように逝きたい。短命なら、早く逝きたい。
どちらも延命処置せずにペインコントロールくらいで、
自宅で旦那や弟に看取られたい
施設か ホスピスで最期を迎えたいです。
胃瘻・IVH・気管切開・ベンチレーター・ストマなど一切の積極的治療を望まず 苦痛の可能な限りの軽減と必要時セデーションを希望し枯れるように旅立ちたい。
苦しまずに命を終えたい。家族への負担を最小限にするため、余命が近いなら医療機関を希望する。
具体的な死生観を持っている方が多いようですね。続いて、看護師という仕事を通して感じた、「死生観」についての意見を見てみましょう。