テーマ:新人時代の思い出
信頼されるということ
患者さんや家族に好かれてるからいいや!と思っていた新人時代
私は新人時代、小児科に配属されました。
患者さんや家族に好かれ、よく一緒にゲームをしたりおしゃべりをしたり。
小児科だからそれは当然だと思っていました。
とある先輩はきつくて、よく蓄尿室に連れてこられ怒られました。
その先輩に「あなたは患者さんに好かれてると思ってるかもしれないけど、いざとなったらあなたではなく私に助けてほしいと患者は選ぶはず」
と言われ、「まあ、そりゃそうかもしれないけどー」と思っていました。
ベテランという年齢になり…
私はベテランと呼ばれる年齢となり、知識もつけ、看護師という役割がわかってきました。
当時はインターネットもなく、私は勉強する努力もしないで遊んでいました。
患者さんに好かれていたのではなく「ただの遊び相手」だったことに気が付いていなかったのです。
ある年齢になったとき、自分はこのままではいけないと思い勉強を始めました。
今、勉強をしない人に対して無知で仕事をすることは無責任であることを伝えています。
単なる話し相手、遊ぶ相手ではいけないことを当時の先輩は言っていたんだと今ではわかります。