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【連載】ナース・エッセイ

お局先輩の苛め? スパルタ指導?

  • 公開日: 2015/5/13
  • 更新日: 2018/12/13

 

テーマ:新人時代の思い出

いつも苛めやがって・・!ところが。

お局先輩に目を付けられた!?

無事に国家試験も合格、筆記試験、小論、面接とこなしようやく入職!
と、思いきや・・まるでお局のような先輩に目をつけられ、初めての社会人生活があっという間に嫌になっていました。

ことあるごとに「なってない」「まともに人に挨拶も出来ない」「あんな奴には夜勤は無理」「絶対に一緒に組みたくない」。物事ははっきりと仰る先輩でしたので、言い返すどころか惨めな気持ちになるばかりでした。自分と比べて、その先輩は頼れる雰囲気そのものを体現したような人で、仲間の信頼も厚い。
私の教育をしてくれていた三名のプリセプターも、頭を抱えてるような状況。

毎日逃げるように視線を下げ、せめて患者さん(その病院ではあえて様、とは言いませんでしたので)や家族の方に少しでも快適な入院生活を、と毎日取り組んでいました。
そこから時間のお陰もあって、少しずつ他の先輩と話もできるようになり、少し自分の色が出せるようになってきたね、と言われたものの。
進学の事も考えていたため、師長さんの配慮もあり、確かに夜勤もまだ入れていないダメ看護師です。

ビクビク参加の、忘年会

そんなこんなで、入職後初の忘年会。
新人研修医が中心となって宿の手配、出し物などを新人スタッフ全員で準備、そして当日。
ひたすらお酌をしにまわっていよいよその先輩の近くに。
でも、その先輩には正直怒られたくない。
でもそんな事を言っていたら、自分のフォローもさせられていた事に対して、感謝も伝えられない。
吐きそうになるくらい緊張しながら、ビール瓶を持って移動する自分。

「お疲れ様です!」
「お、来た。ちょっと座んな」
「はい(また怒られるのか・・泣)」
「あんた、よく頑張った。へこたれずやるべき事をやってきた。みんな認めてるんだし、もっと周りを頼りな」
「へ、え???」

ビール瓶を持ったまま、目から大量の汗(今考えてもやや恥ずかしい・・)が止まりませんでした。

その日から、また自分が変わりました。
怖くて控えめにしかできていなかった挨拶から、「先輩、手伝います!」が増えるようになりました。
もちろん全てが全て任されるわけでもありません。それでも帰ってから泣くことはめっきり減りました。

あえてのスパルタ指導?

後で聞いた話ですが、スパルタ系で良い方向に行けそう(自分ではそうじゃないと思いたい)と見抜いたこともあり、あえて突き放していたそうで。。。

本当か?と思いながらそのお陰で、今の自分があるのではないかと思っています。
(でも、体育会系を礼賛する気はありません)

●執筆●ベレッタ さん

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