テーマ:私が看護師になった理由
落ちこぼれ女子高生だった私を変えた親友。
馬鹿は看護師になれないと言われ続けた
「あんたは看護師になれない。なれる訳がない。馬鹿なんだから」と両親にも、学校の先生にも言われ続けて高校生になった私。進学した高校も学力の低いところ。
私は、小学生から看護師を目指し、他の職業には目もくれず看護師になりたいと言い通してきた。しかし、進学した高校もレベルが低く、両親や中学の先生が話していたように看護師にはなれないのかもしれないと、諦めかけていた。
同じ目標を持つ親友との出会い
そんな中、出会った同学年の女子高生。
彼女は出会った当初から話しやすく、どこか他人とは思えない人だった。そして、関わっていくうちに彼女も私と同じく看護師を目指していること知った。彼女は私と違い、看護師になるために勉学に励んでおり、学校の成績はいつも上位をキープしていた。そんな彼女を見て彼女に置いていかれたくない、私も彼女のように頑張りたい、私も彼女と一緒に看護師になりたいんだ、といつしか心が動かされていた。
絶望、そして再起
彼女も私の事を「親友であり、ライバルでもある。絶対一緒に看護師になろう」と言って、共に頑張っていた。もう、以前思っていた看護師になりたいと言う考えはもう無くなっていた。
そして私は、彼女と共に、辛いときもいつも乗り越えてきた。
しかし卒業前、彼女が看護学校の合格が決まり私は、受からなかった。どうして、なんでなの。私は、彼女と一緒に看護師になれない。やはり私は、看護師になれないんだと、両親や中学の先生の言葉が頭の中を巡った。そんな私に彼女は、「ごめんね。私にもっと力があったらこんな風にならなかったのに」と、手書きの手紙が届いた。私は、涙が止まらず同時に。「このままでは終われない。必ず私も看護学校に受かってみせる。彼女と交わした約束のために!」と。
あれから月日が経ちました
これが今の私の看護師を目指した一番のキッカケです。
それから1年後、無事看護学校に入学し、今は看護師として働いています。
そして彼女も親友であり、看護師でもあります。