Wワークの落とし穴
「副収入が欲しい」などの理由で、本業の傍ら、Wワークや副業先を探す看護師も少なくありません。 求人サイトでも、「Wワーク可」などと書かれている求人を見かけることも多くなってきました。 しかし、安易な気持ちでWワークを始めると、思わぬトラブルが発生する可能性も…。 ここでは、Wワークに潜む3つのリスクを解説します。看護師のWワーク3つのリスク
就業規則違反で解雇される可能性あり
公立病院に勤務している看護師は、公務員としての待遇を受けるため、Wワークは禁止されています。 民間病院でも、就業規則で看護師のWワーク・副業を禁止している職場は少なくありません。 もしWワークをしていることが職場に知られた場合、懲戒解雇や免職になる可能性も。 そこまで深刻な事態にはならなくても、上司に冷遇される等で居心地が悪くなり、退職せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれません。 「バレなければOK」という考えは、キケンです。 本業にバレるケースについてはこちらでも解説しています。疲労が溜まり、思わぬトラブル発生?
Wワークをするということは、本来であれば休める時間に働くということ。 充分な休憩・睡眠時間が取れずに疲れが溜まり、仕事でのミスが増える可能性があります。 Wワークによって本業でのミスが増えれば、あなたに対する評価が下がり、給与や昇給の額にマイナスの影響が及ぶかもしれません。 また、疲労が溜まって体調を崩してしまった場合、本業・Wワーク共に仕事を続けることが難しくなることも考えられます。軽い気持ちではできない、厳しい側面も
例えば、看護師のWワーク先として多い、他の病院での夜勤バイト。 「急変が起こりやすい患者」「トイレ介助が必要な人数」といった情報を素早く把握し、馴染みがない病院での急変やナースコールに、適切に対応しなければなりません。 看護師としての経験が浅い人の場合、本業に比べて馴染みが薄いWワーク先での状況変化に対応できず、パニックを起こす可能性があります。安易なWワークより、希望に合う職場への転職が◎
一見、軽い気持ちでできそうなWワークですが、実際は、色々なリスクを抱えています。 このようなリスクを背負ってまで、Wワークをしようと思う理由は何でしょうか? 「お金を稼ぎたい」「スキルアップのため」「本業の人間関係が悪いので息抜きに」…。 でも、それらの理由を本業の職場で満たすことができれば、わざわざWワークをする必要はないはず。 今の職場に不満があるなら、Wワークという選択ではなく、「給与UP」「スキルUP」「円満な人間関係」といった条件を満たす常勤の仕事を見つけませんか?「お金も大切だけれど譲れない条件がある!」方はこちらから
ナース専科でも、「残業なし」「休日多め」「給与高め」など、あなたの希望条件に合わせて、お近くの看護師求人を簡単に検索できます。 >>さっそく、求人を検索してみる。
編集
年間10万人以上の看護師さんが利用する、実績No,1の転職支援サービス、
ナース人材バンク
が運営する「ナースの転職知恵袋」から、看護師転職のお役立ち記事・情報をお届けします。