こんなところに看護師が!? 宇宙飛行士を支えるナースとは
JAXA(宇宙航空研究開発機構)などの宇宙飛行士が活躍する宇宙開発施設にも看護師がいます。 その名もフライトナース。医学管理担当看護師という職務があり、フライトサージャンと呼ばれる航空宇宙医学専門医と連携しながら、軌道上にある宇宙飛行士の健康維持や健康増進に努めたり、医学検査時の支援などを行ったりする役割を担っています。 医師であるフライトサージャンは、パイロットや宇宙飛行士の健康管理はもちろんのこと、航空宇宙医学の研究も行っています。フライトサージャンは、NASAでは20名ほど存在するといわれています。 宇宙飛行士が宇宙にいる間は24時間稼働に。 船外活動中には、宇宙飛行士の健康管理モニタは一層詳細になり、心電図や宇宙服の中の酸素濃度や炭酸ガス濃度をリアルタイムでモニタするそうです。宇宙飛行士を支える看護師の仕事内容
このフライトナースが普通の看護師と大きく異なるのは、遠隔から相手を支援するというところにあります。 また、飛行に備えるためのトレーニングサポートとしての健康管理もこのフライトナースの大きな仕事だといわれています。 実際のところ、病院の看護師と同じようなケアを行うシーンは訪れないようですが、医師と連携を取りながら、各業務をサポートしたり、カルテ管理を行ったりといった仕事は、病院業務に通じるところはありそうです。 また、年に数回ある宇宙飛行士の医学検査時には、血圧を測るなどのシーンは出てくるようなので、ここでも看護師らしい仕事にはなりそうですね。宇宙飛行士を支える看護師のやりがいとは?
このフライトナースのやりがいは、やはり宇宙に飛び立つ宇宙飛行士という存在と直接関わって仕事ができることにあるといえそうです。 あのNASAでは、なんと地球に帰還する宇宙飛行士を迎えに行く役割を担う看護師もいるのだとか。 (※現在、日本人看護師は在籍していないそうです。) フライトナースそのものがレアな職業ですが、さらにレアな体験のできる可能性がある世界です。 看護師が、今後宇宙開発事業に携わることができるチャンスは、将来もっと増えて行くのでしょうか。 近い未来、地上からではなく、宇宙で働く日が来るかもしれませんね! 夢を膨らませて待っていましょう。レアな職場で希少な経験!
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