• 公開日: 2014/10/30
  • 更新日: 2018/12/13

看護師の心に残る、患者さんからの手紙

テーマ:忘れられない患者さん

将来の夢

末期癌の患者さんから病棟に届いた手紙

ある末期癌の患者さんが、長らくの闘病の末亡くなられました。その患者さんが亡くなられた後、ご家族の方から病棟に手紙が届きました。内容は、先生をはじめ看護師さんに大変お世話になりましたというものでした。

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それだけ聞けば、よくある内容の手紙のように思われますが、その手紙のなかでとても心に残る一文がありました。

看護師をしていて一番嬉しく思えた出来事

それは「娘が将来、看護師になりたいと言っている」と。看護師をしていて一番嬉しく思えた出来事でした。と同時に、私たちの看護する姿勢や真心は誰かしらに影響を与えているんだと、強く感じた瞬間でもありました。

その娘さん、今はもう高校生くらいになったでしょうか…夢を叶えて一緒に働ける日が来たらいいなぁと思っています。

●執筆●ちびまる さん
大学病院で6年間勤務後、認定心理士の資格取得のため退職し現在は大学生。
このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
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