• 公開日: 2014/1/28
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【成人】S状結腸切除後に最も起こりやすいのはどれか。

【成人】S状結腸切除後に最も起こりやすいのはどれか。

1.悪性貧血

2.排尿障害

3.アカラシア

4.ダンピング症候群















―――以下解答―――

(解答)2  

<解説>

1.(×)悪性貧血は、胃全摘術後のビタミンB12の吸収障害などが原因になって起こる。

2.(○)S状結腸を切除したり周囲のリンパ節を郭清する際に骨盤神経を損傷することがあり、排尿障害の原因になる。

3.(×)アカラシアとは、食道下部の平滑筋を支配するアウエルバッハ神経叢の変性等で、噴門括約筋の弛緩不全を生じた状態である。

4.(×)ダンピング症候群とは、胃切除により胃の貯留機能が低下し、充分に消化されない高張な食物が急激に小腸に流れ込むことで起こる。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング