「ちはやふる」末次由紀
あらすじ
競技かるたを題材とした少女漫画。本作の主人公はクイーンを目指す少女・綾瀬千早であり、物語は千早がクイーンの座をかけて争う場面から始まる。その後は千早が過去を回想する形で第6話までは小学校編が、第7話から高校生編が描かれている。
個性的な登場人物が織り成すドラマと躍動感のある競技かるたの描写で人気を集めており、関連書籍も含めた単行本の売り上げは累計650万部に達する。少年漫画に通ずる「熱さ」を有する作風から熱血スポーツ漫画と評されるが、同時に恋愛や友情、離別や再会といった青春ストーリーも描かれている。
おすすめポイント
机くんをかるた部へ勧誘した回。
「おれは仲間にするなら,かるたの「天才」より,畳の上で努力し続けられるやつがいい」
の言葉は良かった。
他にも
「やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」
「先生,俺は,A級になるより…逃げない奴になりたい」
「青春全部賭けたって強くなれない? まつ毛くん,賭けてから言いなさい」
「どんなに苦しい試合でも 焦らないために いま苦しみなさい。
追い込まれた経験がない者は 決して強くはならないわ」
「きついな 一生懸命って… 言い訳がきかねえよ」
など名言のオンパレード(笑)