• 公開日: 2014/1/13
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

成熟期の家族計画について誤っているのはどれか?

成熟期の家族計画について誤っているのはどれか?

1.経口避妊薬は35歳以上の喫煙者には禁忌である。

2.子宮内避妊用具(IUD)は受精卵の着床を防ぐものである。

3.オギノ式による避妊は分娩後に最適である。

4.我が国で最もよく用いられている避妊方法はコンドームである。

―――以下解答―――

(解答) 3

<解説>

1.○ 35歳以上の喫煙者が経口避妊薬を服用した場合、虚血性心疾患の発生率が増加するため、禁忌とされている。

2.○ 子宮内避妊用具(IUD)は、子宮腔内に挿入し装着することで妊娠を阻止する。受精は行われるが着床を障害する。

3.× 分娩後は、授乳などにより性周期が安定しないため不適である。

4.○ 我が国で最もよく使われている避妊法はコンドームで、欧米ではIUD、ピルの使用率が高い。

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