成熟期の家族計画について誤っているのはどれか?
1.経口避妊薬は35歳以上の喫煙者には禁忌である。
2.子宮内避妊用具(IUD)は受精卵の着床を防ぐものである。
3.オギノ式による避妊は分娩後に最適である。
4.我が国で最もよく用いられている避妊方法はコンドームである。
―――以下解答―――
(解答) 3
<解説>
1.○ 35歳以上の喫煙者が経口避妊薬を服用した場合、虚血性心疾患の発生率が増加するため、禁忌とされている。
2.○ 子宮内避妊用具(IUD)は、子宮腔内に挿入し装着することで妊娠を阻止する。受精は行われるが着床を障害する。
3.× 分娩後は、授乳などにより性周期が安定しないため不適である。
4.○ 我が国で最もよく使われている避妊法はコンドームで、欧米ではIUD、ピルの使用率が高い。