マンガ
  • 公開日: 2025/10/29

家族との最期の時間|【マンガ】忘れられない患者さん

あの頃はまだ緩和ケア病棟に入院するにはいくつかの基準があり、ICUで終末期を過ごす患者さんも少なくありませんでした。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

ICUに入院している重症末期の患者さんは何を聞いても大丈夫と寡黙な方 余命が短いことは患者さんも分かっており、看護師は緩和ケアが適当だと感じていた その当時はその患者さんは緩和ケア病棟への入院基準に当てはまっていなかった ある日、外が晴れていることを伝えると、患者は犬の話をして涙した 患者はいままで目が見えなかったため盲導犬と暮らしていたことを話してくれた 盲導犬に会いたいと話す患者 カンファレンスを行い、前代未聞だが細かくルールを作り院長からも盲導犬が入室することに許可が下りた 数日後、盲導犬が患者の前に現れた 患者は喜び涙しながら盲導犬を可愛がった 患者さんの最期の時に、家族との時間を作ることが出来て良かったと感じた

このエピソードは、「看護師ほそい さん」からご応募いただいたものです。

作画
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ヨハヌン
@yohayoha.7
海外ひとり旅をしながら、人との出会いやグルメを漫画にしてブログやSNSにアップしています。犬と猫と日本食と漫画が大好き。一期一会を大事にしたいと思える作品をお届けしたいです!

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