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  • 公開日: 2025/10/28

患者の代弁者として~看護師3年目に気づき~|【マンガ】忘れられない患者さん

自分だけが知る患者さんの本当の思い。家族に伝えるべきか、それとも家族の思いも尊重すべきか迷い…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

長年の糖尿病で多臓器不全となり緊急搬送されてきた高齢男性 意識混濁していたが、治療を始めようとすると暴力的になった なんとか説得し治療をするが、医師から家族に延命治療について説明があり特に妻が取り乱した その日は一旦帰っていただき、数日後妻から延命治療することを申し出てきた。患者は日に日に弱っていった 患者は人工呼吸器が必要になるレベルになってきたため、医師が家族に再度延命治療について確認すると、やはり延命治療を望まれた 主任が担当看護師に声をかける。看護師は入院時痛み止め注射に拒否を見せたことを思い出した 看護師は主任と話しながら、入院後に患者が痛いことが嫌いで、できれば自然な流れで死にたいし家にも帰りたいと話していたことを思い出した 延命治療は患者の意思に反していると思うが、家族のことも考えると悩むと話す看護師に、主任は看護師は患者の代弁者でもあるのではないかとアドバイスする 自分だけが患者の思いを知っているが、妻にも患者の思いを思い出してほしいと思う看護師 妻が面会している時、看護師は昔の患者について話を聞き出した 痛いことが苦手だった患者のことを思い出す妻 翌日妻は延命治療を断り、患者は自宅に戻り穏やかに逝去されたそう

このエピソードは、「maya さん」からご応募いただいたものです。

作画
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なぎり京
@poranp2
いつもは、『ちゃお』『ちゃおDX』で少女漫画を描いてます☆エッセイ系は初めてなのでドキドキです。宜しくお願いします‼

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