マンガ
  • 公開日: 2025/8/8

静かに握り返した小さな手①|【マンガ】忘れられない患者さん

私の新人時代から入退院を繰り返し、信頼関係を気付いてきた患者さんがいました。いつも穏やかな患者さんの笑顔と言葉に救われていました。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

新人時代消化器科で働いていた頃。新しく入院してきた可愛らし高齢女性に挨拶に行った看護師 患者はすい臓がんの手術と抗がん剤治療のため入院されており、いつも旦那さんが面会に来ていた。ある夜勤のとき、患者が気を付けて帰ってねと話してきた 優しい患者にいつも救われていた看護師。その後も何度も入退院を繰り返す患者だったが、いつも穏やかに看護師とも仲良く過ごしていた 辛い治療の時も穏やかな日も一緒に乗り越え4年が過ぎようとしていた 看護師が声をかけるが反応のない患者。旦那さんがいつも看護師が来てくれて患者は嬉しく思っているだろうと話す 患者が終末期であることを実感する看護師。旦那さんは患者にこれまでよく頑張った、もう無理しなくてよいと話しかけていた。そんな時、看護師は異動となる

このエピソードは、「あんこさん」からご応募いただいたものです。

作画
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くもやあきこ
@akikokumoya
イラストレーター兼漫画家。愉快な6歳と4歳の姉弟、愛猫との日々、大好きな特撮について、SNSとブログに綴ってます。見てくれた方の心に響く漫画を描きたいです!

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