マンガ
  • 公開日: 2024/12/9

患者と目標を共有する看護の大切さ ―めいちゃんが再びダンスを踊るために―|【マンガ】忘れられない患者さん

  • 原作

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REGALIA PROJECT代表。看護学生の笑顔と自信をはぐくむオンライン個別サポートTe-iara Online代表コーチでもあり、現役の実習指導教員として活躍中。ナース専科では「看護実習エピソード」マンガの原作を担当。

小児科実習で患児ととても仲良くなった学生がいました。しかし、リハビリとなると状況は一変し…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

看護学生が患児に挨拶する。指導者が見守っている。 学生と患児は仲良くなり関係良好と思われたが、患児がリハビリをしたくないと言い張る 母親が説得するも言うことを聞かず、学生も話すが機嫌を悪くする患児 患児のリハビリ拒否は日に日に増し、指導者が学生に声をかけると悩んでいる様子 学生は患児への気持ちを指導者に話す。指導者は患児の気持ちを考えるように促す 学生は患児がダンスイベント出場を楽しみにしていたことを思い出し、患児ともう一度話してみようと思う 患児はなぜリハビリしないのかを話しだす また踊ることを目標に一緒に頑張ることになる。なりたい目標を共有することで患児に前向きになってもらうことができた 患児が退院し元気に踊る姿を見る学生。手紙ももらい学生にとって良い経験になったと感じる指導者

このエピソードは、「さくらだ あこ さん」からご応募いただいたものです。

原作者:あこ先生から<ひとこと>
このストーリーを通して伝えたいのは、看護者が患者さんの「なりたい姿」(目標)を共有し、その目標を達成するために入院生活をどう過ごすべきかを共に考え、適切なアプローチを行うことの重要性です。今回の事例では、小田さんがあゆみちゃんと目標を共有し、リハビリがその目標達成のプロセスであることを伝えることで、彼女のリハビリへの動機づけを行いました。患者さんの心身の回復を促すために、私たち看護者は、病気のつらさを抱える患者さんに寄り添い、その意欲を引き出し、主体的に治療に参加できるよう働きかける姿勢が大切だと考えています。
作画
アイコン画像
しろくま
@shirokuma_811
インスタで6歳4歳男子の育児絵日記を描いてます。趣味はゲーム、アニメ、漫画、好きな作品のファンアートを描くこと。楽しんで描くことをモットーとしてます!

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