• 公開日: 2024/7/31

【第114回看護師国家試験対策】過去問チャレンジ!「母性看護学」編

ここでは看護師国家試験の過去問3年分から、「母性看護学」に絞った問題から10問ピックアップしました!国試対策としてぜひチャレンジしてみてください。なお、問題の詳しい解説は2ページ目で確認できます。ぜひ活用し理解を深めましょう。




第1問

ジェンダーの定義について正しいのはどれか。

  1. 生物学的な性
  2. 社会的文化的な性
  3. 自己認識している性
  4. 性的指向の対象となる性

 
解答

2

第2問

マタニティブルーズについて正しいのはどれか。

  1. 意欲低下が主症状である。
  2. 症状は2週間以上持続する。
  3. 好発時期は産後1か月ころである。
  4. 産後のホルモンの変動が要因となる。

 
解答

4

第3問

性周期とホルモンについて正しいのはどれか。

  1. 増殖期は基礎体温が上昇する。
  2. プロラクチンによって排卵が起こる。
  3. プロゲステロンは子宮内膜の増殖を促進する。
  4. 排卵直前に黄体形成ホルモン〈LH〉値が高くなる。

 
解答

4

第4問

不妊症(infertility)について正しいのはどれか。

  1. 約6割は原因不明である。
  2. 検査に基礎体温測定がある。
  3. 治療の1つに不妊手術がある。
  4. 女性の年齢は治療効果に影響しない。

 
解答

2

第5問

Aさん(33歳、初産婦、会社員)は夫と2人で暮らしている。妊娠28週5日、夕方から下腹部に生理痛のような痛みを感じ、少量の性器出血があったため来院した。来院時、子宮口2cm開大、未破水、8分おきに20秒持続する子宮収縮があり、切迫早産(threatenedprematuredelivery)と診断された。子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の点滴静脈内注射と安静による治療が開始された。Aさんは妊娠36週5日、8時に分娩が開始した。16時30分に子宮口全開大、16時35分に自然破水、18時30分に男児を出産した。分娩時出血量は350mL、児のApgar〈アプガー〉スコアは1分後8点、5分後9点であった。Aさんの分娩のアセスメントで適切なのはどれか。

  1. 早期産である。
  2. 異常出血である。
  3. 前期破水である。
  4. 新生児仮死である。

 
解答

1



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第6問

閉経について正しいのはどれか。

  1. 閉経すると腟の自浄作用が低下する。
  2. 閉経後はエストロゲン分泌が増加する。
  3. 日本人の閉経の平均年齢は55歳である。
  4. 10か月の連続した無月経の確認で診断される

 
解答

1

第7問

母体保護法に規定されているのはどれか。

  1. 産後の休業
  2. 妊娠中の女性の危険有害業務の就業制限
  3. 妊娠したことを理由とした不利益な取扱いの禁止
  4. 経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのある場合の人工妊娠中絶

 
解答

4

第8問

法律で定められている育児時間に関する説明で正しいのはどれか。

  1. 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)に規定されている。
  2. 請求できるのは子が1歳6か月に達するまでである。
  3. 父親と母親の両方が取得できる。
  4. 1日に2回請求できる。

 
解答

4

第9問

Aさん(32歳、初産婦)は妊娠39週4日で男児を正常分娩した。出生体重3,000g、身長48.0cm。出生直後、児に付着していた羊水を拭き取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。その後、温めておいた衣服を着せてコットに寝かせ、コットを空調の風が当たらない場所に配置した。看護師の行為で対流による児の熱喪失を予防したのはどれか。

  1. 羊水を拭き取った。
  2. インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。
  3. 温めておいた衣服を着せた。
  4. コットを空調の風が当たらない場所に配置した。

 
解答

4

第10問

親性について適切なのはどれか。

  1. 子を育もうとする性質である。
  2. 誰でも子を持つ時点で備えている。
  3. 性別に基づく役割分業で育児を行うことをいう。
  4. 生物学的に結びつきがあることが親性をもつ条件となる。

 
解答

1



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