編集部セレクション
  • 公開日: 2023/12/8

40歳「ジジイ」学生、指導者から嫌がらせ…?

「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。

 今回のトピック 
40歳のジジイ看護学生です。これまでは公務員をしていましたが、医療の道へ進みたく、看護師を目指しています。
しかし、今行っている病院の指導者がとても厳しく、他のグループ員とは楽しげなのに、私には公然と「何もできないけど、枕くらい変えられるでしょ!」とか、バイタルサインを測定しようとしているのに、車椅子に患者を乗せて移動してしまうなど、嫌がらせにしか思えないのですが…
明らかに落とそうとしているように感じてしまいます。実際のところはどうなのでしょうか?

 

教員の態度が…

■「ジジイ」はまさかの指導者の発言!!

学生さんに向って「ジジイ」と言っていたんですか?そういうことを言う人は、指導者ではありません。何を言うのですか!怒ってもいいです。失礼にもほどがある。教員にそのことを言ってみたらどうでしょう?教員は学生がちゃんと学べるように環境や人間関係を調整するのも仕事のうちだと思うんですけど。

指導者が、「じじい」は無いです。無難に単位を取る事に集中し指導者さんの視野に入るのは最小限にしましょう。気の毒だけど次の実習先で、思う存分中身のある実習をして下さい。

スレ主さんがたとえやるせない気持ちになっても、自分で自分を「ジジイ」と表現するのは止めましょう。本当に心も身体も「ジジイ」になり、悪い方に老けますよ。

“ジジィ”発言は指導者としては、そぐわない方だと判断します。指導者から外すべきです。

■体験者は語る!

40代で看護師になりいまでも指導者から意地悪な罵声を浴びながら、がんばってる3年目ナースです。難しいですよね、年上に指導するって、たぶん。なめられないように構えてしまってるのかなっとも思います。

私も今年の3月まで、看護学生でした。45歳です。明らかに若い学生とは態度の違う指導者もいましたが、すべての指導者がそのような方ばかりではなかった、と言うのが私の経験から言える事です。ある指導者さんが、年齢を重ねて人生経験をつんだ者にしか出来ない看護もある。と言っていました。それが強みだと思います。

私も43歳から学校に通いました(笑)意地悪かぁー?と思うことも沢山有りました。そのタビに【クソ!】と思いました。でも、感情のコントロールも看護には大切なスキルです。それも、実習と思って身に付けて行けたらイーですね。

自分も看護の世界を何も知らずに飛び込み、かなり当惑し混乱したことがありました。自分も指導者さんに嫌われてしまった事があって、かなりきつく当たられましたが、何とか単位をもらえました。後で病棟側の評価を見てびっくり!落とす気満々でした!!学校側が救ってくれたようです。

看護短大に3年間通いましたが、教員の印象は、みんな変わってる人でした。閉鎖的で女性ばかりだからでしょうか?予想もしないような言葉がかえってきて耳を疑うこと、よくありました。難しい人たちでした、そういう人柄なのだと思い、逆らわずになんとか卒業させてもらいましょう。

私が学生の際ですが、同じチームに男性の学生がいたんです。若いし、顔も良かったです。学生担当のNSさんは、私含め女に対して何故か厳しい、その男性学生には甘い…って事がありました。

■指導者の立場から一言

現役指導者です。指導者の防衛反応では無いかと思いました。私が受け持つとして、と想像してみたんですが、少し脅えるかもしれません。社会人経験のある男性学生は嫌いじゃなくて、怖い((゚Д゚ll))が正直な反応です。

私は実習指導側のニンゲンです。私から見て、学生に年齢はさほど関係ありません。勉強してくるか、ちゃんと計画を立ててくるか、コミュニケーションは取れるか、その辺りはその人個人の人間性だと考えています。むしろ私は社会人経験のある学生の方が、効率よく学習しているように感じています。

落そうとしている指導者はいませんが、看護師になって大丈夫かな?という方はいます。残念ながら。そういう方には少し厳しいかもしれません。ちなみに、今までの学生さんで最高年齢は60才でした。

キツイ実習を乗り切るには…?

■単位が取れれば、何だって良いです

運が悪かったと思って最後まで実習してください。記録が書けて、実習を休まずに行けばそう簡単に実習を落とされることはありません。たとえ、指導者の点数が低くても真面目に実習していれば教員がどうにかしてくれると思います。

年長者って、やたらキツく当たられますよね…。きっと、指導者も教員もやりにくいのだと思います。私は仕方ない、評価悪くても合格してさえすれば良い、と思おうと思ってます。

前向きというより、前のめりに実習しましょうよ。何でも「ハイハイ」と言っておきましょう。悪い意味ではないです。悪しからず。

■やる気を見せるなら、こういう点に気をつけて!

今自分ができること、できないことを明確にして、できることは積極的に実施させてもらうよう調整したり、できないことは見学させていただくように指導者の方と密に連絡・調整をとっていけば、きっと指導者の方も「やる気あるんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

指示してくれないからではなく、清拭・体位交換などのケア時には見ているだけでなく、自分から看護師に声を掛けて手を出して関わって行く事が大切です。ぼーっとしていると 何もしていないと思われがちなので。

必要なのは過度に「萎縮しない」ことだと思います。はっきり物を言う事、質問すること、挨拶をすること、学んだことを報告すること。自分がどう頑張っているか、何をしたいのか、どんなに怖い相手にでも、ハッキリと伝える訓練をして下さい!

・患者さんのことを一番に考えて、実習計画を立てていますか?
・その方の一日の流れを把握出来ていますか?
・治療方針や、治療計画を把握出来ていますか?
この点を押さえておくとどんな援助が必要か考えられると思います。あと、タイミングを逃さないように。

実習段階で、学びのポイントがずれていることがあります。なかなか指導しても理解してもらえないなどの、指導者側の悩みもあります。計画が妥当なのか確認されることを勧めます。必死に頑張ろうとされる分、幅が狭くなっていることもあり、広い視野で、アンテナを張って下さい。

関連トピック:「 現役看護師さん、指導者さんに質問です
イラスト・なしま

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