就活、年齢での差別に納得できない！

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就職先を決めるために必要なこと

■「看護師」として、何がしたいですか？

自分がどのような看護をやりたいのか、給料、福利厚生、休み、勤務体制など総合的に判断するべきだと思います。同期は、大事と話される方もいますが、嫌なら距離をおくなど上手く対応できれば問題ないです。

自分のやりたい仕事が有れば雑念を持たず、切磋琢磨し責任感を持ち続けられては如何ですか。自覚と責任感が有ればクリアできないでしょうか。

まずは、自分自身の看護感を明確にすること、譲れない条件は何なのか(給与、休日、研修体制、ライフワークバランス、福利厚生などなど)を明確にすることが必要だと思います。

■「嫌な人」はどこにでも居る

嫌いな人を避けるのも、精神的に楽かもしれませんが、職場にも、患者さんにも、嫌いな人がいたら、どうするのですか？苦手な人とも、適度にうまく関わる事も大切かと思います。

どこに就職されようが人間性に問題のある方はいらっしゃるかと思います。年齢で言われる事が嫌だとおっしゃっていますが、臨床に入れば、ほとんどの年下の方が先輩です。その先輩の中にも色んな人がいますが大丈夫ですか？

年齢・成績はどの程度影響する？

■「若さ」は間違いなく武器

いつまでも、新人のような自信のなさも困るが、自信過剰や協調性のなさも困るのです。一般的に若い人のほうが、体力があり、吸収力があります。個人の努力は、採用時には、分からないかも。

「若い」というのはひとつの長所であるので、若い人が優遇されるのは仕方がありません。

年齢で差別されたくはないという気持ちもわかりますが、実際学ぶ吸収の早さ、体力的なものにおいてはやはり年齢には勝てない。ってモノありますよ。

■学生時代の成績はあまり意味がない

成績1番でも、人の話を聞かない、反省しない新人は若くても年配者であっても私は一緒に働きたくない。が正直な意見。

正直、現場で成績は関係ありません。成績が一番だろうが、最後だろうが、若かろうが、ばーさんだろうが、使い物になるかならないかが全てです。

社会人経験があって、2回目の学生経験をするのですから、成績が優秀だったり、何かの経験をしているというのは、セールスポイントというよりも当たり前に近いのではないでしょうか。

■年齢を重ねているからこそ、できる事もある

就職先に新人として、40代の人が来たら受け入れる方は「え？ちゃんと働けるかな？説明を素直に受け入れてくれるだろうか？口ばっかで体が全く動かない人だったらどうしよう。」と一番に心配になります。そんな心配を一蹴してくれるような方だったら、別に40代の新人でも気になりません。逆に40代という人生経験が職場を豊かにしてくれます。

オバチャンはオバチャンなんですよ。持久力も記憶力も瞬発力も若い方々とは劣るものなんです。だからこそ自分が出来ること、オバチャンな自分だからこそ気づける看護の視点とかに目が向かなければ痛々しい人なだけの様に感じます。「さすがオバチャン新人ナース、若い子とは違うね。」って＜結果的に＞患者さん・ご家族＋スタッフに言われる様になれるよう願っています。

■大切なのは、これ！

若い同期や年下の先輩と上手くやれる社会人経験のある新人さんは、過去の経験や自分のできる部分をひけらかすことなく、謙虚に指導を受け止めることのできる方だと思います。

努力とやる気は、どの年齢だろうと大切なのには変わりありません。新卒でもやる気と努力がなければ、出来るような甘い仕事ではありませんから…。要はやる気があるか！？ないか！？で変わるものではないでしょうか？

成績が優秀でも、先輩や同期に何か指摘をされても、柔軟な対応ができている人は、みんなに好かれてますよ。もちろん、違うことは、やんわり返していましたが、言い方が角が立たないんですよ。多分、その人の人柄もあると思います。

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イラスト・なしま