編集部セレクション
  • 公開日: 2017/6/14
  • 更新日: 2018/12/13

同僚を看取り。冷静に最後のケアができず…

今日、一緒に働いていた方の最後を看取りました。年齢も同じという事もあり、色々と落ち込んでいるときに励ましてくれた方でした。
末期癌だったのですが、覚悟は出来ていたつもりでしたが、エンゼルケアの時は涙が止まりませんでした。看護師として冷静でいなければと思う一方で、身内が亡くなったようで辛かったです。
自分の未熟さに気付かされ、もっとできたケアがあったのではと思います。皆さんは冷静に最後のケアが出来ますか?

「エンゼルケア時に泣くのはプロ失格」、看護師として、こう考えている人は多いでしょう。実際に、このような覚悟でケアに挑む人がほとんどだと思います。しかし、実際に看取りの場面になると、感情が表に出てしまう可能性はゼロではありません。
みなさんは、近しい存在の最期、冷静にケアができるでしょうか。寄せられたコメントをまとめました。

◇「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。

エンゼルケア、冷静にできますか?

■同僚を亡くした経験のあるナース

亡くなった元同僚はいますが、現実的を受け取れていません。でも、生前よくしてくれたことや、小さな会話が度々頭に浮かびます。いい思い出を作れた素晴らしい仲間でした。

私の場合、同僚だったからこそ、かける言葉もなかったです。だって長年一緒に仕事していたから、末期の方とかに、私がどんな言葉かけしていたのかも彼女は、知っていたから。患者でも、家族でもない、仲間の死。自分が、年を取る事に、そんな場が、これから何度有るのか?

前日まで一緒に働き、明日も頑張ろうねと話して帰ったことを今でも覚えています。脳血管で一時は回復したのですが、再出血して亡くなりました。仕事には厳しいけど、普段は茶目っ気のある方でした。皆で泣きましたね。その方のようになりたいと、思いつつ、仕事をしています。

31年前に、当時20歳だった同僚を見送りました。今日52歳になった私は、友達を失った悲しみと、我が子を失ったお母様の気持ちにも寄り添える年齢になりました。

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