忙しい業務の中で、患者さんが言った「胸に残る一言」、ありませんか?
前回に引き続き、今回も「意味を考えてしまった」一言編をお届けします。患者さんの本心は…。それでは、どうぞ!
前回に引き続き、今回も「意味を考えてしまった」一言編をお届けします。患者さんの本心は…。それでは、どうぞ!
いろいろと考えてしまう、胸に残る一言
「安心できた」
患者さんが鎮静剤を使用して意識がない状態であっても、積極的に挨拶をしたり声かけをしてからケアを行うようにしていた。
その後意識が戻った後に「眠ってても、貴方のおかげで安心することができたよ。ありがとう。」と声をかけていただき、非常にやりがいを感じた。
「自分を捨てた父親だけど嫌いじゃなかった。」
→「患者さん」とひとくくりにせず、「〇〇さん」と個人で看ることが大切なんですね。自分が準夜勤の時、自己主張が強く対応が難しい透析の患者さん。
消灯前のラウンドで、自分の生い立ちや病気になる前のことを、ぽつぽつと話し始めた。
内縁の子供でさみしい幼少期だったことや、成人になってから父親と再会したことなど。それぞれの患者さんに物語があるんだなと思った。
それから間もなく、転院先で亡くなられました。